カメラの用語について知っておくと、撮影の際にスムーズに設定ができるようになります。ここでは、初心者向けによく使われるカメラ用語を解説します。
シャッタースピード
シャッタースピードは、カメラのシャッターが開いている時間の長さのことを指します。長い時間で設定すると、被写体が動いている場合にもっともらしく撮れますが、手振れも大きくなってしまいます。一方、短い時間で設定すると、被写体をきれいに撮ることができますが、動きのある被写体を撮るときはブレてしまいます。
例えば、シャッタースピードが遅いと、滝の流れる水を撮影すると流れるような感じに撮れます。
絞り
絞りは、レンズの開口部の大きさを調整することで、被写体のピントの合わせ方を決めることができます。F値で表現され、F値が小さいほど、レンズの開口部が大きくなり、ピントが浅くなります。逆に、F値が大きいほど、レンズの開口部が小さくなり、ピントが深くなります。
例えば、絞りを大きくすると、風景写真の奥行きが深くなり、被写体だけがピントが合ってきれいに写ります。
ISO感度
ISO感度は、カメラのセンサーの感度を調整することで、暗い場所でも明るく撮影することができます。ただし、ISO感度を上げるほど、画質が荒くなってしまいます。
例えば、ISO感度を上げると、夜景を撮影するときに、明るい写真が撮れますが、画質が粗くなってしまいます。
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